「細胞生物若手の会」初代事務局長を務めさせていただきます京都大学能楽研究科博士3年生の市川尚文と申します。本会は今年の6月に奈良で行われた第66回日本細胞生物学会大会におきまして、「細胞若手の会シンポジウム」実行委員長の小笠原君と2人で設立することが決まった団体です。
現在、日本細胞生物学会は会員数が1000名弱の規模の小さな学会で、特に若手研究者の参加が少ないのが現状です。しかしながら、大会に参加してみますと、非常に面白い演題が多く、活発な議論が行われております。若手研究者の学会大会への積極的な参加を促し、また若手研究者同士の交流、議論、および情報交換を行うためにも若手の組織を設けることがよいのではないかと考えました。
全ての生物は細胞から出来ており、細胞の機能を理解しようとする本学問は、分子生物学や生化学などといった諸学問と共に、生物学の根幹を成すと考えています。「細胞若手の会」では、深い専門性と多角的な視点を持つ細胞生物学研究者を養成し、生物学研究の発展に寄与することを目的としています。
そして、来年になりますが、2015年7月2日から3日にかけて、「第1回細胞若手の会シンポジウム」を関東で行います。これは東京の船堀タワーホールで行われる第67回日本細胞生物学会大会の最終日の午後から続きで行う予定です。みなさま奮ってご参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。詳細に関しては随時、このページで更新させていただきます。
みなさまの温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。
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